24時間対策!誰にでも口臭発生させないポイント2つ
24時間、キレイな吐息を漏らしたい…。
と思いつつ、緊張やストレスでお口がカラカラになると誰にでも生理的な口臭「誰にでも口臭」が発生する。
では、いつでも誰にでも起こりうる誰にでも口臭についてお伝えした。
今回は、誰にでも口臭を防ぐためのポイントをお伝えしよう。
誰にでも口臭を防ぐポイント2つ
生理的な誰にでも口臭は、主に口が渇くことによって口腔内のニオイの原因菌が増えることに起因する。
だから、ポイントは、2つ!
- 唾液力で、口を乾かせない
- ニオイの原因菌を増やさない
お口をウルウル化する唾液力
全ての体の機能には、それぞれの役割がある。
口臭予防にとって唾液の役割は大きい。
細菌やカビだらけの口腔内にエサである食べ物が入る口腔内は、放置するとすぐに細菌が増殖する。
それを清らかに洗い流すのが、1日約1リットル流れている唾液だ。
唾液力の要は、この5つの力。
- 洗浄力:細菌や食べかすを洗い流す
- 殺菌力・プラーク抑制力:病原性細菌を殺菌、口臭の原因プラークを抑制
- 防衛力:歯や粘膜を病原性細菌や汚れから守る
- 中和力:虫歯菌による酸の海を中和
- 初期虫歯抑制力:初期虫歯になりかけた歯を再生
特に、口臭の原因となる細菌を増やさないことがここでは重要になる。
口臭の原因は、主に口腔内の細菌によるタンパク質の腐敗のニオイだ。常に口を潤わせることで、細菌を増やさないでいられる。
詳しくは、「唾液力!口臭予防に今こそフィーチャー」の記事を参考にして頂きたい。
口臭の原因は、菌の排泄物:予防には?
口腔内の細菌は、食べ物や口の粘膜の細胞カスなどを食べて暮らしている。
人と同じく、食べたものを代謝し、排泄物としてニオイの原因物質を分泌している。
つまり、口臭の主な原因は、細菌の排泄物のニオイなのだ!
特にニオイを発生させる能力が高いのが、嫌気性菌と呼ばれる歯周病の原因菌。
だから、歯周病は口臭の主な原因になる。
口腔内の細菌を増やさないためには、唾液力はもちろん、基本的な普段の口腔ケアが必須となる。
健康な人の口腔内には、約700種類の常在菌が暮らしている。
口腔ケアがしっかりできている場合、常在菌の数は、約2000億個。ところが、唾液分泌の低下や口腔ケアを怠った場合、常在菌は約4000億~6000億個にも増殖してしまう。
この時に特に増えるのが、嫌気性菌と言われる強い口臭の原因になる歯周病原因菌達だ。お口の中の歯周病原因菌数が多いと、緊張やストレス、睡眠中などに唾液が減ることで、口臭が強くなる。
これを増やさないためには、基本的なプラークコントロールが必須になる。
- ブラッシング
- 歯間ケア・歯周ポケットケア
ブラッシングのタイミングは、唾液が減り細菌が増えやすい、就寝前と起床時の2回を基本とするのが良い。
スウェーデンなどの予防歯科先進国は、このタイミングでのブラッシングを基本としている。
歯間ケアには、デンタルフロスや歯間ブラシの使用が不可欠だ。
食後は、歯間の食べかすやプラークを除去することを意識しよう。
ブラッシングと歯間ケア・ポケットケアの詳しい方法は、記事を参考に。